クレジットカードの有効期限
それぞれのクレジットカードには、有効期限が設定されており、この期限を迎えたクレジットカードは、利用することが出来なくなってしまいます。有効期限が切れていることを知らないままに、利用しようとしてしまうと、支払いに利用することが出来ない可能性があります。
クレジットカードの有効期限については、自身で簡単に確認することが出来ますので、手元にクレジットカードがあるという場合には、確認してみても良いかもしれません。クレジットカードを所有しているという人はもちろん、これから持とうと思っている人も、有効期限については、知っておいたほうが良いと言えるでしょう。
どこでわかるの?クレジットカードの有効期限
クレジットカードの有効期限を確認する方法は非常に簡単です。それは、クレジットカードの表面に記載されているためです。多くの場合は、「有効期限」と漢字で記載されていますので、探すのが難しいということはないでしょう。
例えば、「10/19」「10-19」と書かれていた場合には、2019年の10月31日まで使用することが出来るということを意味しています。
日本で年月日を書く場合、年のほうが先に書かれるのが一般的ですが、この場合には、月が先に書かれていますので、チェックをする場合には、間違わないようにしましょう。
なお、有効期限と漢字で書かれている付近に「GOOD THRU」と記載されていることもあります。これは、「Good Through」の略であり、意味するところは有効期限ですので、書かれている漢字と同じことを意味しています。
クレジットカードの裏面にも番号が記載されていることもありますが、この番号はセキュリティコードであることが多いため、有効期限とは全く関係のないものですので、注意が必要です。クレジットカードのどこに有効期限が書かれているのか分からない、自分で確認することが出来ない、難しいというような場合には、カード会社に確認をするなどすることにより、簡単に知ることが出来るでしょう。
クレジットカードの有効期限がある理由
クレジットカードに有効期限が設けられている理由は大きく分けて3つあるとされています。
- まず、1つ目がクレジットカードの老朽化を防ぐためです。
多くのカードはプラスチックで出来ています。このようなクレジットカードを長年使用していると、磁気部分やICチップの部分が傷んでしまい、使うことが出来なくなってしまう可能性があります。それを防ぐために定期的にクレジットカードを新しくする必要があるわけです。
- 2つ目が防犯性能を高めるという理由もあります。
クレジットカードの情報を盗み取るスキミングなどの技術は日々進化しています。そのような犯罪に対応してカード側の防犯技術も進化しているため、新しいクレジットカードを発行することで、より不正利用のリスクを防ぐことが出来るようになると考えられます。
- そして、最後の3つ目が再審査を行うためです。
クレジットカードの所有者の収入や使用頻度、滞納の有無などはクレジットカードに申し込みをした時とは時間が経つにつれ変化している可能性があります。そこで、新しいクレジットカードを発行するタイミングで再審査を行い、そこで支払い能力がないと判断された場合には契約を更新しないということもあるのです。再審査の際には、他社クレジットカードの利用状況や、カードローンやキャッシング、各種ローンの利用状況などもチェックされます。
クレジットカードの有効期限は、実は一律ではなく、利用者によって幅があるのはこのような事情があるのです。
カードの有効期限が切れる前に手続きは必要?
クレジットカードの有効期限が迫っているという場合、利用者が何らかの手続きをしなくてはならないのかというと、利用者は手続きをする必要はありません。クレジットカードの更新が行われた場合には、有効期限が切れる前に新しいクレジットカードが送られてくるはずです。もしも、有効期限が迫っているにも関わらず、新しいカードが送られてこないというような場合には、クレジットカード会社に確認をしてみると良いでしょう。
クレジットカードの申し込みをした時と住所が異なっているという場合には、それが理由で手元に新しいカードが届かないということもありますので、住所が変わった場合には、その旨をカード会社に伝えるようにしましょう。新しいクレジットカードの発行で手数料がかかるという事はありません。しかし、一部のカードの場合は手数料が必要となる場合もあります。
新しいカードに変わることによって、カードの有効期限とセキュリティコードが新しいものにかわります。通販ショップなどにクレジットカードを登録しているという場合には、情報を更新しなければならない可能性がありますので、それぞれの通販ショップで手続きをするようにしましょう。
なお、手元に新しいカードが届いた場合、その時点から新しいクレジットカードを使うことが出来るようになります。古いカードも有効期限までは使うことが出来ますが、古いカードを有効期限まで使うという場合には、切り替えることを忘れないようにしましょう。
新しいカードが届いたら
新しいクレジットカードが手元に届いた場合には、必ず行って欲しいことがあります。それが、裏面の署名欄にサインをするということです。裏面にサインがないことで、例え本人でもカードでの支払いが出来ない可能性がありますし、不正利用された場合でも補償を受けることが出来ない可能性もあります。
また、クレジットカードの利用規約を確認してみると、所有者の署名が必要である旨が記載されていますので必ず記入するようにしましょう。日本人の場合、多くの場合は漢字もしくは漢字とひらがなで署名をするはずです。しかし署名については、漢字だけではなく、カタカナや英語で記入してもなんら問題はありません。
そして、フルネームで記入する必要もありません。署名はカードの所有者を証明するために行われるものですので、基本的にはどのようなものでも認められることが多いようです。
しかし、一般的には漢字や英語でするものとされていますので、あまりにも突飛な署名を行った場合には、不審がられてしまう可能性があります。トラブルに発展する可能性もありますので、特別な事情がなければ漢字もしくは英語で署名をすることをおすすめします。
そして新しいカードが届いたら、古いカードは処分してしまいましょう。処分方法はそのまま捨てるのではなく、ハサミやシュレッダーを使用して細かくした上で処分するようにします。特に磁気ストライプ部分やICチップについては、念入りに細かくしてから処分するとよいでしょう。
公共料金の支払いはどうなる?
クレジットカードは買い物やサービスを受けた時の支払いだけに使用するものではありません。公共料金の支払いにカード払いを設定しているという場合もあります。そのような場合には、新しいカードが届いた際に電気やガス、水道などの固定料金については手続きや申告をする必要がありません。通常カードが新しくなるとその情報が電力会社やガス会社などに伝えられます。このようなことを「洗い替え」と言います。
しかし注意しなければならないのは、全てのサービスを提供している会社がそのような洗い替えシステムに対応しているわけではないということです。対応していない場合には、自身で手続きをする必要がある場合もあります。気になる場合には、各サービス提供会社に問い合わせてみると良いでしょう。
なお、洗い替えが行われなかったという場合にはカードでの支払いをすることが出来なくなるため、支払いが行われないということになります。支払いが正しく行われなかった場合には、サービス提供会社から通知が届くはずですので、そのような通知が届いた場合には、すぐにサービス提供会社に連絡をし、カード情報を更新するようにしましょう。
その為、新しいカードが届いたらカード情報の登録を済ませるようにしましょう。登録するカードの情報についてはネットサイトによって異なりますので登録時によく確認しておくようにしましょう。
新しいカードが届かないときは?
新しいクレジットカードが手元に届かないという場合には、いくつかの原因が考えられます。まず、カードが届けられた時に不在であったということです。新しいカードは簡易書留で送られてくるため、家にいる時間が短いという場合には、新しいカードを受け取ることが出来ません。そのため、不在通知票を確認し、通知票がある場合には、連絡をし再配達を依頼するか、自身で取りに行くようにしましょう。
また、カード会社に登録されている住所と現在住んでいる住所とが異なる場合にもカードを受け取ることは出来ません。郵便局に転居届を出していても、クレジットカードについては、転送不要で送られてくるため、新しいカード新しい住所に送られてくるという事はありません。すぐにカード会社に連絡をするようにしましょう。
新しいカードはクレジットカードを持っている全ての人に送られてくるわけではありません。再審査が行われ、問題がなかった人のみ更新することが出来るものです。逆に言うと、審査で問題があった場合には、新しいクレジットカードが送られてくるという事はありません。
クレジットカードの更新が見送られる原因としては、
- 発行後一度も利用がない
- 支払いの滞納があった
- 長期間の支払い滞納があった
- 債務整理を行った
- 利用規約に反する行為があった
ということが挙げられます。
クレジットカードの再審査では、そのカードだけではなく、他社のクレジットカードについても調べられますので、他社のカードの滞納があった場合も更新されないことがあります。
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